軍歴証明
軍歴証明とは
軍歴証明書とは、かつて戦争に従軍した軍人・軍属が招集から除隊までの任免、配属、賞罰、傷病、その他進級や昇給等の処遇について記録した公文書のことです。
ただし、全ての軍人・軍属の方の記録が存在しているわけではありません。
・ 終戦間際の入隊で履歴が作成されなかった場合
・ 保管していた官庁等が空襲を受け資料が消失したりしている場合
・ 終戦の混乱で失われた場合
等があり、存在していない場合もあります。
当事務所では必要な戸籍の収集代行、軍歴資料の存在照会、申請、取得、製本まで一貫してやらせていただきます。
軍歴証明を請求できる方
・ 旧軍人または軍属として勤務した方
・ 上記に該当する者が死亡した場合は、その遺族(原則三親等まで)
軍歴証明は、個人情報に該当することから、本人又はその遺族以外の方は請求できません。
当事務所では委任を受け、代理人として請求させていただきます。
ただし、都道府県によっては代理人による申請を受け付けていただけないところもあるようです。
さらには、旧軍人の方により近い世代の方が存命の場合、その方からでないと申請を受け付けてくれない役所もあります。(たとえば祖父の軍歴資料が欲しい場合において、父が存命の場合には父からの申請が必要)
先ずは、軍歴証明サービスをご希望のお客様は「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡下さい。
料金
家系図を注文していただいたお客様
着手金:1万円(税込1万1000円)
報酬金:2万円(税込2万2000円)
合計 :3万円(3万3000円)
※「製本」と「桐箱、風呂敷」をご希望の方は追加で各1万円(税込1万1000円)頂戴いたします。
※表示価格は、軍人・軍属の方お一人様の料金になります。
軍歴証明のみご注文のお客様
着手金:2万円(税込2万2000円)
報酬金:2万円(税込2万2000円)
合計 :4万円(税込4万4000円)
※「製本」と「桐箱、風呂敷」をご希望の方は追加で各1万円(税込1万1000円)頂戴いたします。
※表示価格は、軍人・軍属の方お一人様の料金になります。
製本種類
「紋柄織」「金襴」「緞子」からお好きなものをお選び下さい。
紋柄織
「織り」や色糸によって複雑な模様を表した織物。伝統的な紋様、織柄、手触りの良い天然素材を使用し、洗練された色合いを出しています。
金襴
金箔や金糸を用いて模様を織り出す豪華な織物。室町時代に中国から伝わった絹織物。袈裟や帯地等に使用されます。
緞子
金襴と並ぶ、高級織物の代名詞。室町時代に中国から伝わった絹織物。光沢があり、高級感があります。
必要書類
1 軍歴証明申込書
2 申請者の身分証明書(免許証の写し等)
3 申請者が遺族の場合は、本人との関係が分かる戸籍謄本等 (お手元にある場合)
4 委任状
5 ご本人の手記、戦地からの手紙、写真等の資料数点
※5に関しては、必ず要るわけではありませんが、軍歴資料調査に使用後、お客様のご希望により原本、又はコピーを軍歴証明と一緒に綴じることも可能です(無料サービス)
手続きの流れ
先ずはホームページからメール、電話等でお気軽にお問い合わせ下さい。
申込書等の書類を送付いたします。
(2)「お振込み」(三菱UFJ銀行又はPayPay銀行)をお願いします。
報酬金、製本料金等のお支払い(「お振込み」(三菱UFJ銀行又はPayPay銀行)をお願いします。)
※1 身分証明書コピーとは
公的機関の発行した顔写真の付いたもの1点
例:運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなど
(お名前、現在のご住所、生年月日が分かるようにコピーをお願いします)
当事務所の特徴
ビルマで戦死し、ご遺骨が帰ってきていない旧日本軍の方は、現在でも四万五千人以上います。
私のご先祖様の中にも、ビルマで戦病死し遺骨が帰ってきていない方がいます。
このような状況を踏まえ、当事務所ではお客様からいただいた軍歴証明の代金の一部を「ビルマのゼロファイター」こと井本勝幸氏の「ミャンマー/ビルマご遺骨帰国運動」(http://mbr-rtj.net/)に寄付させていただくことに決めました。
遺骨の埋まっている場所を正確に把握している現地の戦争経験者も高齢になってきていることから、この運動も今年から数年間が勝負といわれています。
是非当事務所のサービスを通して支援していただけると幸いに存じます。